松江水郷祭湖上花火大会が今年も8月1、2の両日、宍道湖畔で開かれます。年を追うごとに日本有数の湖上花火大会として、水都・松江の夏を彩る行事として県内外にファンが定着しています。連続斜め打ちやスターマインが見どころで、空いっぱいに開いた花火が水面に反射し無数の彩りを織りなします。(写真はすべて松江水郷祭推進会議提供)
昭和3年の嫁が島弁天祭が起源
松江水郷祭は1928(昭和3)年、弁天さまを祀る宍道湖・嫁が島の竹生島(ちくぶじま)の例祭の日に、観光や商店街振興のために花火を含めたイベントが開催されたことに由来します。このイベントが好評で、翌29年、名称を改め「第1回松江水郷祭」が始まりました。
新修松江市誌(62年刊)には「昭和4年、夏枯れの近郊客誘致対策として、7月16、17日の嫁が島弁天祭にあわせて始められ、商工会議所主催で花火大会その他が行われ、以後年中行事となった」と記されています。
激動の時代に第1回大会を開催

島根県がまとめた「島根この100年」を紐解くと、27年には松江白潟大火で350戸が消失。29年はニューヨーク株式市場が大暴落したことに端を発して世界大恐慌が始まり、31年には満州事変の発端となった柳条湖事件が起き、時代は激動のさなかにありました。こうした中で祭りを興した当時の松江人の気概が伺えます。
藩政時代にも盛んだった花火大会
一方、松江市民にとって花火の歴史はさらにさかのぼります。
松江市誌では「藩政時代も盛んに行われた。ことに不昧公は(花火師に)存分に腕をふるわせたので、実に豪華なものであったという。当時の花火は(中略)30種以上に及び、材料に本金粉も使用した」と伝えています。
今と変わらぬ湖面に映る花火は人々の心に刻み込まれたに違いありません。藩政時代から松江人のDNAには花火が受け継がれているのでしょう。
今年の見どころは⁉
昨年は日曜日だけに披露され、大きな歓声が上がった「千輪花火」を今年は2日とも打ち上げる。
一昨年に始まったドローンショーは、今年各日1,000機にスケールアップ!宍道湖の夜空に光のショーを繰り広げる。
| イベント名 | 松江水郷祭2026 |
|---|---|
| 開催日 | 8月1日(土)、2日(日) |
| ★松江だんだん | ※ステージイベント等(※7月下旬にHPで発表予定) |
| ★湖上花火大会 | 1日=10,000発、2日=11,000発 |
| 時間 | 両日とも20:00~ドローンショー/20:15~花火 |
| 場所 | 宍道湖上の台船4カ所 |
| 座席 | 有料席はHPで確認 |
| 電話 | 0852-27-5843(松江観光協会) |
| HP | https://suigosai.com/ |
| https://www.instagram.com/matsuesuigousai/ |
2026年7月28日現在