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結納はする?式は挙げる?山陰のウェディング事情

結婚式や結婚披露宴はこれまで、親族や同僚、友人など大勢を招いてにぎやかに祝うのがお決まりでした。結婚に関する意識の多様化や経済的な理由などから、少人数での挙式が選ばれるようになり、結婚式や披露宴を行わないカップルが増えて「ナシ婚」という言葉も生まれています。山陰両県の結婚準備や結婚式に関するトレンドを聞きました。
取材協力/マリエ・やしろ

「家と家」ではなく「本人たち」が主役

従来、結婚とは「家と家」が結びつくものであると考えられ、両家の意向が結納や結婚式などさまざまな場面で影響していました。近年はそうした意識が薄れ、新たに夫婦となる二人を主役と捉え、希望を尊重する考え方が強まっているといいます。
このような流れは、両家が顔を合わせ、伝統的な形式に沿って行う婚約の儀式「結納」にも表れています。親世代は多くが経験していますが、結納をしない選択をするカップルは珍しくありません。
結納に替わり、結婚する二人が主催する「両家の顔合わせ食事会」として料亭やレストランなどで会食するケースが増えました。結納のように金品を贈り合うことはなく、会場や形式、服装なども自由にできることが時代に合っているようです。

島根では神前式が根強い人気

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全国的にはチャペルで挙式する「キリスト教式」が最も多く、招待客が結婚を承認する「人前式」、神社などで日本古来の神々を前に執り行う「神前式」と続きます。しかし、島根県内には出雲大社(出雲市)をはじめとする著名な神社が数多くあることから、神前式がキリスト教式よりも人気です。挙式スタイルの割合は島根全体では人前式:キリスト教式:神前式が6:1:3。ところが出雲市では、人前式:キリスト教式:神前式が3:1:6と、神前式が圧倒的に選ばれています。

披露宴は参列者を絞ってカジュアルに

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山陰でも披露宴に列席する顔ぶれは、全国的な傾向と同様に変化しています。親族は両親ときょうだい、祖父母といった身近で親しい親族のみ、職場関係者も関係の薄い人は除いて直属の上司や同僚に限るなど絞られています。友人をメインのゲストにするケースが増え、招待客に占める友人の割合が大きくなってきました。「招待客の数を両家でそろえる」という意識も薄れ、結婚する二人が「本当に招きたい人」だけを招待し、おもてなしをするのがトレンドになっています。
親族や親しい友人を招いての食事会を披露宴に替えるケースも増えました。上司のあいさつ、余興など定番のプログラムのない、カジュアルな場が好まれています。「披露宴ほど大がかりな会にはしたくないけれど、ケーキ入刀だけはしたい」「プロフィール映像は流したい」など希望に応じて柔軟に対応できることも人気の理由のようです。

2026年10月8日現在