猛暑を乗り切る最も手軽なアイテムとして、女性だけでなく男性にも市民権を得ている日傘。
買い替えのタイミングや選び方について、大手レイングッズメーカーに聞きました。
取材協力/株式会社ワールドパーティー(大阪府)
日傘は気づかないうちに消耗している?

最近は日傘の中でも、遮光・UVカット機能と撥水性を兼ね備えた晴雨兼用タイプが人気です。
一般的に雨傘は、使用後にしっかり乾燥させずに保管すると、防水性能の低下や生地のコーティング劣化の原因になります。日傘は紫外線を長時間受け続けることで、遮光・UVカット機能が徐々に低下していきます。
晴雨兼用タイプは使用回数が多いため、使用環境や管理状況によって特に劣化の進み方に違いが出ることがあります。
傘の買い替えの目安は、2〜3年程度が一つの基準とされていますが、特に日傘として毎日のように使用したり、真夏の強い日差しの中で長時間使用したりする場合は、劣化が早まることがあります。
雨天時の撥水性低下はもちろん、生地の色あせやベタつき、骨のゆがみやぐらつき、開閉時の違和感、生地のコーティング剥がれといった状態が見られたら、買い替えを検討しましょう。
日傘選びで注目したいポイント
一番に確認したいのが日よけ効果。
「遮光率」「UVカット率」「UPF」の3つの基準の数値が高いほど、紫外線や光をしっかり防ぐことができます。商品タグなどに記載されているため、購入時の目安にしてみては。
色も重要なポイントで、生地裏面が黒い色でコーティングされているタイプは、光の遮断性が高く、地面からの照り返しも軽減できます。
長く使うために…傘の手入れを知ろう

長く快適に使うために、使用後は陰干しでしっかり乾かし、直射日光の当たらない場所で保管するといった日々のケアが重要。
傘生地がポリエステル100%のものは、シャワーなどで傘表面の汚れや不純物を軽く洗い流して陰干しします。傘が十分に乾いたら、ドライヤーなどの温風(傘表面から10cmほど離し、一カ所に長く当てすぎない)で傘生地全体を温めると、撥水力が回復しやすくなります。
長く使って撥水機能自体が失われているものは買い替えを。
子どもや男性にも日傘を

子どもは年齢が低いほど体温調節機能が未熟で、周囲の環境の影響を受けやすく、大人より熱中症リスクが高いと言えます。機能性が高く、体格に合う軽めの日傘を用意すると◎。
加速する猛暑を受け、熱中症対策として男性用日傘も需要が高まっており、現在では幅広い年齢層が手にしています。ビジネスシーンで違和感がないシンプルなデザインで、軽量かつコンパクトなタイプを探してみては。
2026年7月22日現在