世界有数の葛飾北斎コレクションとともに、「日本の夕陽百選」にも選ばれている宍道湖に沈む夕日をアートとして鑑賞できることでも知られる美術館。同湖の景観と一体となった「洲浜」をイメージした建物のデザインや、波状のカーブを描く高く美しい天井のロビー、宍道湖岸の芝生にある12羽の「宍道湖うさぎ(籔内佐斗司・作)」の彫刻など見どころは多い。
約1600点の北斎コレクション
約3000点の浮世絵を所蔵。「コレクション展」の中の「北斎展示室」では、その中核をなす北斎コレクション約1600点の中から、版画作品や肉筆画など常時約40点を展示する。1カ月を目安にすべての作品を入れ替えるため、いつ来館しても新しい「北斎」に出会うことができる。島根県内でしか展示できない作品や、世界に1点しか存在しない貴重な作品・資料も多く、質・量ともに世界有数のコレクションを誇る。
展示替えしながらコレクションを常時公開

コレクションはその他、「水をテーマとする絵画」「日本の版画」「国内外の写真」「木を素材とした彫刻」「島根の美術」などに重点を置き収集。「コレクション展」ではそれらのコレクションを展示替えしながら常時公開している。
ミュージアムショップやレストランも併設し、夕日を愛でながら過ごす人も多い。
毎日午前は「かぞくの時間」

子どもたちにとって美術の楽しさ、芸術の喜びを分かちあえる場所となるよう、毎日午前中に「かぞくの時間」を実施している。「こどもといっしょの鑑賞優先時間」では、毎日午前10時から正午まで、作品について子どもと話をしながら鑑賞できる。「こっころカード」や「こっころアプリ」を提示すると、子どもと来館した同伴者4人までコレクション展観覧料が無料になる。

「湖側から数えて2番目の宍道湖うさぎ(籔内佐斗司・作)に西を向いて触れると願いがかなう―」といううわさがSNSなどで広まり、このブロンズ像の周りだけ芝生が踏み固められている。
施設情報
| 施設名 | 島根県立美術館 |
|---|---|
| 住所 | 松江市袖師町1-5 |
| 開館時間 | 10月〜2月:10:00〜18:30 3月〜9月:10:00〜日没後30分 ※展示室への入場は閉館時刻の30分前まで |
| 休館日 | 火曜日・年末年始(12月28日~1月1日) ※企画展の開催日程等にあわせて休館日を変更する場合がある |
| 電話 | 0852-55-4700 |
| HP | https://www.shimane-art-museum.jp/ |
2026年5月7日現在