事業活動における環境負荷の低減

当行では、事業活動においても省資源、省エネルギー、リサイクル活動を推進し、環境負荷の低減に努めています。

環境に配慮した店舗づくり

以前から一部の店舗において太陽光発電設備を導入し、店舗で使用する電力の一部を賄っています。2023年度は排出量削減の取り組みとして、本店ビルおよび鳥取営業本部ビルで使用する全ての電力を再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えました。その他の取り組みとして、新築移転した店舗のZEB化をはじめ、LED照明の導入や空調設備の更新等、環境に配慮した事業活動に取り組んでいます。

脱炭素に対応したZEB店舗

【ZEB店舗】省エネと創エネにより、店舗で使用するエネルギー消費量の100%以上を削減する建物。

■安来支店(2022年10月新築移転)

【省エネ】高断熱構造やLED照明を採用

【創エネ】店舗の屋根に太陽光発電パネルを設置

【店舗】島根県安来市安来町860番地

【ZEB Ready店舗】省エネにより、店舗で使用するエネルギー消費量の50%以上を削減する建物。

■浜田支店(2023年3月新築移転)

【店舗】島根県浜田市新町4番地

再生可能エネルギー由来の電力導入

2023年4月1日より、本店ビルおよび鳥取営業本部ビルの2拠点において使用する全ての電力を再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えました。

創エネの取り組み

脱炭素、低炭素化実現に向け、今後も、新設・改修等を行う店舗等において、太陽光発電設備を導入することで、店舗で使用する電力の一部を賄っていくことを検討しています。

米子支店
  • 所在地:鳥取県米子市
  • パネル出力:10kWh
北支店
  • 所在地:島根県松江市
  • パネル出力:7.5kWh
島根医大通支店
  • 所在地:島根県出雲市
  • パネル出力:10kWh

省エネ・環境配慮型製品の導入

空調設備、LED照明、太陽光発電、電気自動車等の省エネ・環境配慮型製品を導入しています。

資源循環型ATMの導入

資源循環型ATMを全国の地方銀行で初めて採用し、2024年2月より導入を開始しました。古くなり回収した使用済みのATMから部品・ユニットを抜き取り、再生プロセスを経て品質を確保した再利用(リユース)部品を使用したATMで、再生部品の利用により資源循環を促進し、サーキュラーエコノミーの実現と環境負荷の低減に貢献します。

省エネ・節電の取り組み

行内の冷房・暖房の推奨設定温度を設定し、過度にならないよう調整しています。適切な室温の下で快適に過ごせるよう、営業店「ビジネスカジュアル」と本部「オフィスカジュアル」を導入し、「クールビズ/ウォームビズ」を励行しています。各店においても一人ひとりができる省エネ・節電対策を考え、取り組んでいます。

ペーパーレス化の取り組み

行内のデジタル化を進め、「紙」を使用せずに業務ができる環境を充実させることで、あらゆる業務における「紙」の使用を削減するよう取り組んでいます。
本店で発生する紙ごみの大部分は、廃棄物処理業者を通じ、トイレットペーパーへの再生等、資源リサイクルに取り組んでいます。

グリーン購入の取り組み

製品やサービス購入においては必要性をよく考え、環境への負荷ができるだけ少ないものを選定しています。紙類、文具類のグリーン購入に関するKPIを定め、原則エコマーク等の表示がある商品を購入しています。

購買活動に関する方針

山陰合同銀行グループは、持続可能な社会の実現を目指し、事業活動に必要な事務用品や情報システム、外部業務委託等、物品・サービスなどの購入について、環境・社会に配慮した責任ある購買活動に努めます。また、本方針を一般に公開し、物品・サービスなどの供給元と協働した取り組みに努めます。

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