株式会社WATOWA さま

社会的価値と経済的価値の両立を実現する事業計画の策定をサポートしました

経営戦略/事業計画事業DD・計画策定コンサルティング事業を成長させたい事業DD・中経
case-000033.webp

会社概要Company Profile

業種
宿泊業
売上規模
5,000万-1億円
従業員数
30-50名

プロジェクトProject

経営戦略/事業計画事業DD・計画策定コンサルティング事業を成長させたい事業DD・中経
プロジェクト期間
4ヶ月
手数料
非公開

課題解決への取組み

取組みの背景

当社は、島根県温泉津町で古民家を改装した宿泊施設を運営しています。温泉津温泉は、日本で唯一の重要伝統的建造物群保存地区に指定された温泉街で、1,000年前から続く文化の中で営まれる昔ながらの生活が色濃く守られている地域です。1日の観光がきっかけで訪れた方が、温泉津のヒトや暮らしに触れ、自分の大切なものに気がつくきっかけにしてほしいと考えています。そのために当社の事業をより成長させるともに、当社の事業が地域に対して果たす役割、ビジョンを明らかにしたいと思いました。

着手の決め手

経済産業省が所管する「地域の社会課題解決企業支援のためのエコシステム構築実証事業」(以下、実証事業)に採択されたことで、当社の事業が地域に与える社会的なインパクトを可視化し、経済産業省に対して説明可能な事業計画を策定する必要が生じました。しかしながら、当社の限られた人的リソースでは、難しいと悩んでいた折に、本補助金の主要連携先として以前より相談をしていた山陰合同銀行さまから、計画策定支援のご提案を受けました。日頃のお取引から当社の事業に対して、ご理解をいただいていた山陰合同銀行さまであれば、安心して任せられると思い、決断しました。

設定したゴール

まずは当社の経営理念に基づくミッション、ビジョン、バリューと温泉津エリアにおけるビジョンの設定を目標としました。また当社事業における課題を発見し、克服するための具体的なアクションプランを策定するとともに、社会的インパクトを可視化するためのロジックを策定し、経済産業省に対して説明可能な状態とすることをゴールとしました。

ご支援内容

  • 経営理念・ミッション・ビジョン・バリューの整理
  • 地域における定性、定量ビジョンとその実現に向けたロードマップの設定
  • 当社サービス利用者へのインタビューによる購買決定要因の特定
  • あるべき姿実現に向けて解決すべき課題の特定と優先順位づけ
  • 課題解決のアクションプランと定量効果の測定

お客さまの声

事業の課題を克服するために優先すべきアクションプランが、明確になったことがとても有意義だと感じています。
当社は、特に人手が足りず、何を優先的にすべきか方針が定まらないまま、日々の業務に追われ月日が経つごとに課題感、焦りを感じていました。
今回コンサルを受けてみて、事業計画で目指すべきゴールが可視化できたことに加え、週1回のミーティングがあることで事業について深く考える貴重な時間が持てました。
今は、従業員一同、この計画を確実に実行していきたいと思っています。

担当コンサルタントより

事業を拡大させていくイメージをお持ちのWATOWAさまでしたが、具体的な事業戦略が描けていらっしゃいませんでした。創業間もなく、人的リソースに限りがあったため、まずは内外製方針を明確にすることからはじめました。内製する機能については、スタートアップならではの「スピード感」で、「誰が、何を、いつまでに」行うか、具体性を持ったアクションプランを策定することができ、実効性の高い計画を策定することができました。