社名非公開 さま
特別養護老人ホームの大規模修繕を見据えた経営基盤強化をサポートしました
会社概要Company Profile
- 業種
- 社会福祉法人
(介護施設運営)
- 売上規模
- 5-10億円
- 従業員数
- 100-150名
プロジェクトProject
- プロジェクト期間
- 12ヶ月
- 手数料
- 7百万円
課題解決への取組み
取組みの背景
特別養護老人ホームの老朽化に伴い、数年以内に大型設備投資実施の必要性に迫られていました。 しかしながら、特別養護老人ホームが建つ近隣環境は、人口減少が激しいため「人口集積地への移転を伴う建替え」もしくは「既存建物の大規模修繕」のどちらを選択するのか結論が出ない状況にありました。
着手の決め手
法人内において「数値に基づいた議論」が展開されていなかったことから、協議が進まない点の指摘をいただき、経営基盤強化を図りつつ、設備投資を実施する旨のご提案をいただきました。他の社会福祉法人へのコンサル実績のあるごうぎんさんと一緒に事業計画等を作成することを決意しました。
設定したゴール
現状分析を経て法人内のポテンシャルを明確にし、具体的なアクションプランを共有することにより、現状想定できる収支の最大値を確定。その際に捻出できる「キャッシュ」の設定と投資可能額を想定。最終的には「移転を伴う建替え」か「既存建物の大規模修繕」の選択をゴールとしました。
ご支援内容
- 現状分析
- 中期事業計画の策定業務
- 建物診断と修繕予想額の確定
お客さまの声
中山間地域における高齢者人口減少による介護施設の経営環境が悪化する中、昨今の建築費高騰を背景に、設備投資負担は非常に大きなものになることが予想されていました。
従来までは建替えもしくは大規模修繕の方向性を数値に基づいた形で協議出来ておらず、法人内において方向性の決定まで至っていませんでした。本業務にて、設備投資の方向性も決まり、また業況改善を行うべき施設も明確になったため、今後は設備投資に向けた取組みを展開できる基盤が構築されました。
担当コンサルタントより
建築費が高騰している中、設備投資が必須の介護分野では、大型設備投資に向かえない法人さまが多く居られます。
今回の業務は設備投資の方向性決定に加え、足元の業務改善を含む経営基盤強化も一緒に進めることが出来ました。
また、外部業者の協力も得て修繕の優先順位や修繕見込み額を算出出来たことから、設備投資の実施に最低限必要な収入およびキャッシュの目標設定を行うことが出来ました。