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山陰合同銀行 RECRUITMENT 2020

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2000年入行
水田 英之

法人
コンサルティング Consulting

銀行を取り巻く環境は10年前に比べ、大きく様変わりしている。低金利、人口減少、AIやフィンテックの台頭…。今までの銀行業務だけでは通用しない時代に突入している中、自分たちの存在価値はどこにあるのか?を改めて見つめ直し、よりお客様が求める銀行へと変革をしていく必要がある。そんな背景のもとで新たに生まれたのが法人コンサルという職種だ。融資だけではなく、様々な領域のコンサルティングを行うことで、今までのごうぎんにはなかった価値を提供し、企業の未来を創っていく仕事である。現在法人コンサルとして日々奮闘する水田の姿を追った。

営業からコンサルへ

営業からコンサルへ

水田

関西の大学に4年間いたこともあり、就職は関西でするか、地元の山陰に帰ってするか迷いました。しかし就活をする中で、地元の企業に貢献する仕事に就きたいという想いが強いことに気づき、最終的にはごうぎんへ。金融業界にはもともと興味がありました。実は、私の父が銀行員だったのです。当時子どもながらに「かっこいいな」という想いがあり、いつの間にか父のような銀行員への憧れを抱いていたのかもしれません。

入行後最初に任されたのは窓口やバックオフィス業務。もちろん大学を卒業したての人間がいきなり企業様に訪問して商談ができるわけはないのですが、父の影響で『銀行員は外に出て企業の方と話をする』とばかり思っていましたので、最初はギャップがありました。その後は法人営業係となり、融資推進を20年ほど担当しました。この間多くのお客様と出会い、様々な経験をさせていただきました。このままずっと融資担当としてお客様と関わり続けていくと思っていましたが、2022年の10月、突然法人向けのコンサルティング業務を担当する法人営業部(現ソリューション営業部)への異動が言い渡されました。正直、驚きましたね。従来、コンサル領域に関しては『ビジネスマッチング』という形で外部のコンサル会社をご紹介していましたが、その領域を我々自身が担おうということで、新たに設立された部署です。私はその部署の統括役ということで加わることになりました。コンサル領域に携われることはありがたいと思う一方で、求められるスキルも顧客折衝力もぜんぜん違います。最初は「どうしよう…」と不安になりました。

全員がコンサルのつもりで

全員がコンサルのつもりで

水田

現在グループ長として20名のメンバーの統括をしていますが、私自身はコンサルの仕事をするのは初めて。右も左もわからない中、「コンサルとは?」というところからのスタートでした。外部のそれぞれの専門機関で研修を受けるなど、一から勉強を開始。様々な業界の知識や想定される課題なども毎日少しずつインストールし、知識を蓄えていきました。そうやってコンサルとしてお客様と対峙できるようになるための準備を行い、稼働し始めたところです。

仕事の進め方としては、営業店の営業スタッフがお客様の事業を調査・分析し、その中で出てきた課題や相談ごとを本店の私たちにトスアップ。その後同行して、課題解決に向けて取り組んでいくという流れです。現在ごうぎんでは『全員コンサルプロジェクト』に取り組んでいます。私たちコンサル専門のスタッフほどではないにしても、ごうぎんのスタッフ全員がコンサルの考え方や意識を持って業務に取り組もうというものです。ですから営業店の営業スタッフも、融資のご相談に乗るだけではなく、お客様の抱える融資以外の課題も聞き出すような動きに変わりました。事業性を評価するシートもそのために新たに導入されました。

「ごうぎん」ならではのコンサル

「ごうぎん」ならではのコンサル

水田

体制が整ったとはいえ、まだまだ一人前のコンサルと呼ぶには程遠いのかもしれません。しかし目の前の課題に全力で取り組むことによって、少しずつですがお客様からも評価していただけるようになりました。同時に「ごうぎんさんがコンサルをしてくれるから安心して任せられる」と言っていただける機会も増えました。私たちがお手伝いをすることで、普段から信頼関係のある営業スタッフを介して、融資だけでなく事業の相談までできて、かつコンサル契約が終了した後も、ずっと関係性が続きます。地域に根付いたごうぎんだからこそできるコンサル。逆に言うと、同じ地域に存続し続ける以上、お客様から逃げるわけにはいきません。またコンサルとなれば別途コンサルティング手数料もいただくことになりますので、その分大きな責任やプレッシャーを背負うことになります。しかし、だからこそお客様の期待にお応えするために、より熱のこもった仕事ができると思っています。

「全員コンサルプロジェクト」はまだ始まったばかりですが、将来的には『ごうぎんがコンサルを行っていること』の認知度をもっと上げ、より多くの企業様の成長に貢献できるようになりたいです。また山陰だけでなく、岡山、広島、関西にも事業領域を伸ばしつつあるので、地元以外の企業様の成長に関わる機会を増やしていければと考えています。将来を自分で描いて自分で進んでいける。それが今のごうぎんです。これからも変化を楽しみながら、新しいことに挑戦し続けていきたいです。

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