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山陰合同銀行 RECRUITMENT 2020

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2016年入行
谷口 聖奈

アセット
コンサルティング Asset consulting

個人のお客様の資産運用を行うアセットコンサルティング。ごうぎんには以前から存在する職域ではあるが、その内容は、大きく様変わりしようとしている。2020年秋に野村證券株式会社と業務提携を行ったことで、個人向けに取り扱える商品の幅が一気に広がったのだ。今まで以上にお客様のニーズにお応えできる体制が整ったアセットコンサルティング部では、日々どのような仕事が行われているのだろうか?現在松江コンサルティングプラザで活躍する谷口に、ごうぎんとの出会いからお客様との向き合い方まで聞いてみた。

地元愛が強いことに気づいた

地元愛が強いことに気づいた

谷口

高校生の頃から島根県外に出たくて、関西の大学に進学しましたが、就活では地元に戻ることも視野に入れていました。4年間県外に出てみて、やはり自分は島根が好きなのだということに気づいたのです。就活を始めた時は自分が何の仕事がしたいのかわからない状態でしたが、いろんな企業を見ていくうちに金融業界に興味を持ちました。なぜなら業界的に安定していますし、きちんとお休みも取れそう、そして結婚・出産があっても復帰しやすそうだったからです。地元で金融となると、最初に思いつくのはごうぎん。誰もが知る有名企業ですからね。ですから内定をいただいた時は迷わず承諾しました。

入行後は窓口業務からスタート。その後はテラーや出納を経て、入行3年目から個人営業に異動しました。個人のお客様に株や国債、投資信託などをご案内して、資産運用のお手伝いをするという仕事です。担当するお客様の数は300人から400人ほど。けっこうな数ですが、それらのお客様が一度に動くわけではありませんし、基本的にすでに何らかの形でお取引のある方ばかりですから、お話も進みやすいといいますか。信頼関係が構築できているお客様も多数いらっしゃいましたので、会話も弾みました。

2つの大きな変化

2つの大きな変化

谷口

個人営業の仕事を3年ほど経験し、2022年の10月にアセットコンサルティング部に異動。拠点も入行以来慣れ親しんだ北支店から、松江コンサルティングプラザに。自分にとっては初めての大きな異動でした。個人のお客様へのご案内ということでは変化はありませんでしたが、大きく変わったのは、既存のお客様だけではなく、新規のお客様へのアプローチを行う仕事に変わったこと、そして野村證券と業務提携を行ったことです。

新規のお客様へのアプローチは、最初は苦労しました。以前は資産運用をすでに行っているお客様ばかりでしたので話もしやすかったですが、資産運用をしたことがないお客様ですと、まずお話自体を聞いていただけないことが多くて。電話でお断りされることもしょっちゅうでした。ですから、無理に商品をご案内するのではなく、「今日は案内はせずに雑談だけ」と決めて天候や家族、仕事の話をするなど、関係性作りに時間を割くようにしました。最近では物価の上昇など世の中の状況が変化していることもあり「何か始めなければ」というお客様が増えています。ですから、以前に比べてお話は聞いてもらいやすくなりました。

野村證券との業務提携も自分にとって大きな変化のひとつでした。投資信託だけでも700以上もあるなど、取扱商品が膨大に増えたのです。株なども今まではご案内したことがありませんでしたから、「自分にできるのかな?」と不安でした。しかし最初の1年間は野村證券の方が講師として毎朝勉強会を開いてくださり、各商品の特徴から、新聞の読み方、野村證券のパソコンの使い方まで丁寧に教えていただいたおかげで不安はなくなりました。また職場の雰囲気も良く、ちょっとしたことでも皆さんに褒めていただけるので、モチベーションも上がります。業務提携したことで、自分の中で以前にも増して前向きに業務に取り組めるようになりました。

逃げずに、寄り添うことを学んだ

逃げずに、寄り添うことを学んだ

谷口

たくさんの商品を覚えるのは大変でしたが、一方でお客様に対する提案の幅が今までとは比べ物にならないほど広がりました。たとえば以前はごうぎんが取り扱える商品だけでは、お客様が損失を出された際にご提案できる商品が限られていました。今後の見通しをお伝えしたり、運用の意志に変更がないか?を確認する程度で、根本的な解決策を見いだせずにいたのです。しかし業務提携後は損失を出された際の代替案の幅も広がりました。お客様にとっても選べる商品が増えたことはメリットですし、私たちもニーズに合わせてご案内ができることで営業しやすくなりましたね。たくさんある中から商品を選ぶのは大変そうに思われるかもしれませんが、売れ筋商品の情報や「こんなニーズをお持ちのお客様にはこんな商品」という具合にお勧め商品がわかる仕組みがあるので、自信をもってご案内することができています。

もちろん、代替案をご案内しても、状況が改善するとは限りません。しかし、損をしたときにこそ、お客様はアドバイスが欲しいものです。損失を出し続けている時にはなかなか電話しづらいこともあるのですが、逃げずに寄り添い続けることで、お客様の資産運用のお役に立ち続けていきたいです。今の目標は「ごうぎんさん」ではなく、「ごうぎんの谷口さん」と呼んでいただけるお客様を増やすこと。お客様の大切なご家族やご友人を紹介してくださるようになるのが何よりも嬉しいです。それだけ信頼していただけているんだなと実感できますから。そういったお客様を増やしていきたいですね。

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