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頭取平素より山陰合同銀行をお引き立ていただきまして、誠にありがとうございます。
 

■「サステナビリティ宣言」の表明
先般、当行は「サステナビリティ宣言」を表明いたしました。
当行の主要営業エリアである山陰は、人口減少・超高齢化といった課題を多く抱える地域といわれ、当行はこれまでも地域の持続可能性を目指し、従来リレーションシップバンキング、地方創生、CSR活動などに広範に取り組んできました。近年、世界的にSDGs(国連の持続可能な開発目標)や、ESG経営(企業の中長期的な成長のため、環境・社会に配慮し、ガバナンスを高度化していく経営)などに関心が高まっています。当行の取り組みはこれらの理念と考え方を同じくするものであることから、SDGsに賛同し「サステナビリティ宣言」としてあらためて表明することで、役職員の一層の意識を高めるとともに、地域社会・お客様に対してこれらの理念を広め、地域と当行が持続的に成長できる社会の実現を目指していきます。


■地域・お客様と連携し、課題を解決することで、持続可能な社会を実現
中期経営計画で展開する、法人のお取引先の付加価値向上に貢献することを目的とした「付加価値向上運動」も、こうした考え方の一環として取り組んでいます。この運動では、さらにリレーションシップバンキングを深化させるため、これまで培ってきたノウハウを活かし、特にコンサルティングサービスに力を入れています。2018年7月には、売上高や営業利益等の向上をお手伝いし、その成功度合いによって手数料を受領する「成功報酬型コンサルティングサービス」の提供を開始しました。このほか、お取引先の課題・ニーズの解決につながるセミナー・商談会なども積極的に開催しています。
また、当行は地域と連携した持続可能な社会の実現に、各営業エリアにおいても挑戦しています。山陰有数の温泉地である玉造温泉では、観光客の利便性向上による消費拡大や旅館の業務効率化を図るため、地域と連携した「スマホひとつで街歩き」をテーマとしたキャッシュレス化の取り組みを進めています。この取り組みを成功させることで、山陰各地のキャッシュレス化進展の足がかりとなることを目指しています。米子市においても、人通りの少なくなった中心市街地の賑わいを取り戻そうと、地元自治体・放送局とともに、空き店舗を活用したビジネスコンテストを開催しました。大賞受賞者含め、計3事業者の方が独立開業を果たされるなどの成果がありましたが、さらなる発展を目指し、サポートを続けていきます。このほか「とっとり大学発・産学連携ファンド」からの出資により、ウイルスを用いた画期的ながん治療薬を研究する企業を、米子の鳥取大学医学部内に立ち上げるお手伝いもしました。
当行の力だけでは限りあるなか、地域社会と連携することにより、地域全体をより一層活力あるものとすることができます。今後も連携をさらに深め、持続可能な地域社会を実現してまいります。


■誰もが活躍できる組織を目指して

それぞれの地域において、地域やお客様の課題解決に結びつく行動ができる人材の育成は、当行にとって最重要課題です。そのためにも、行員一人ひとりが能力を十分に発揮し、誰もが活躍できる組織となることに努めています。
その一環として、女性の活躍を推進し管理職への登用も積極的に行っています。今後女性があらゆる場面で活躍し、経営を担える人材が増えていくことで、組織や地域に新たな風が吹いてくれることを期待しています。
5月から新たに「令和」の時世が始まりました。地域・当行にとっては、大きな変化の時代となることが予想されます。しかしこれからを担う行員が、地域・お客様のお役に立てることに喜びを感じ、仕事に対する誇りを持ち続けることで、変化に柔軟に対応し、地域と当行がともに持続的に成長する社会を必ず実現できると考えています。


皆様には、今後ともより一層のご支援、ご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 

 
2019年7月
 
 

 

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