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2018/7/31

クレジットカードで財布の中を断捨離できるってどういうこと?

「知らないうちに財布がパンパンになっている」と感じたことのある人はいませんか。お札だけを財布に入れていても、ポイントカードやレシートをもらったり、クレジットカードや交通系ICカードで財布の中が占有されたりすると、どんどん増えていくかもしれません。そんな人は、まずは財布の中を断舎離するところから始めるのはいかがでしょうか。実は私はクレジットカードを活用して財布の中の断舎離に成功したのです。私の実体験を今回はお伝えしましょう。

まず、私の自己紹介をします。私は34歳で中小企業に勤務している独身男性です。使っているのは黒の二つ折り財布。男性であればスーツのポケットの中に財布を忍ばせたり、ズボンのポケットを財布の置き場所としている人もいるのではないでしょうか。しかし、私は元来ルーズな性格で、財布が「パンパン」に膨れ上がり、財布をポケットに忍ばせることができなかったのです。それが格好悪いと思うようになり、財布の中を断捨離することにしたのです。

財布の中の断捨離方法についてお伝えする前に、まずはどうして私の財布の中がパンパンだったのか、その理由をお伝えしましょう。それには大きく分けて2つの理由があります。

その1.財布の中がレシートの山!

貯蓄によく挫折していた私は今度こそと思い続け、買い物をするたびにレシートをもらっていました。最初は家計簿をつけるためにレシートを管理していたのですが、飽きっぽい私はしばらくすると家計簿をつけるのが面倒になりました。いつの間にか財布の中はくしゃくしゃのレシートでいっぱいになりました。

当然レシートをためると家計簿をつけるのがどんどんおっくうになり、あればあるだけ使う生活からなかなか抜け出すことができませんでした。

その2.小銭類で財布がふくれ上がる

コンビニや飲食店の列で支払いをするとき、財布の中の小銭を出すのに時間がかかって、列の後ろの人を待たせるのが嫌だと思っていた私は、買い物をするときはお札を出しておつりをもらうことが多いです。確かに、お札を出して小銭をもらえば支払いには時間がかかりませんが、いつの間にか小銭が増え、すごいときには財布が変形してしまうほどでした。財布は重くなりますし、変形した財布に跡がついてしまってなかなか戻らなくなりました。これはよくないと思いました。

皆さんの中にも上記が思い当たる人はいませんか。そういう人は要注意です!財布がパンパンになってお金の管理ができていないかもしれません。この悩みを解決するため私が決めたのが財布の断捨離、そこで活用したのがクレジットカードです。

それでは、私のクレジットカードを活用した断捨離についてお話をしましょう。私はどうしても現金が必要な時以外はなるべくクレジットカードを活用することにしました。光熱費や通信代、保険料などはクレジットカードからの引落に変更しました。加えて、スーパーやコンビニでの買い物、ECショッピングなどでもクレジットカードを活用することで、自分がいつどこでお金を使っているのかわかるようにしたのです。

クレジットカードをあまり使ったことがなかったので、使いすぎには注意しようと、こまめにWebでいくら使ったのかを意識してみるようにしていました。クレジットカード決済をするようになり、徐々に財布の中が断舎離されていくのに気づきました。

レシートの山がなくなり、財布の中がすっきり

クレジットカードを利用すると、Webやスマホアプリを活用して利用明細を確認できます。支払いの際にクレジットカードの利用明細はもらいますが、家で破棄したとしてもWebやアプリで後から利用履歴を確認して自分の収支を確認することが可能です。

現金の使用頻度が減って財布の中がスリム化

どうしても現金が必要なシーンもありますから、財布の中にはいつも多少は現金を入れていましたが、クレジットカードを利用することで、現金を使う頻度が減っていきました。クレジットカードで使った分の金額は月に1回、まとめて銀行口座から引き落とされます。お店で現金を渡し、おつりをもらう時間を短縮することができました。

小銭をもらわないので、財布が必要以上にパンパンに膨れ上がることはありません。電子マネー機能がついているクレジットカードを活用すれば、よりお財布の中をスッキリさせることもできるでしょう。

こうすることで自分のお金の使い方が徐々にわかるようになり、必要以上にお金を使わなくなりました。財布の中を断舎離し、クレジットカードを有効活用することによって、自分の収支についても意識できるようになり、無駄遣いが減ったという実感があります。

クレジットカードの効果的な活用法を知ることができたことは、断捨離を通じて得た大きな学びだったといえます。

このように、私はクレジットカードを活用して財布の断捨離に成功しました。政府は2020年に開催される東京オリンピックに向けてクレジットカードや電子マネーの利用場所を増やす方針を打ち出しています。これからクレジットカードを利用する場面は増えていくはずです。そうなったときに戸惑わないよう、今から少しずつクレジットカードの活用に慣れておくとよいでしょう。特に、私のように財布の中がパンパンになりやすい人は家計管理の一環として、まずは1ヵ月、クレジットカードを活用してみませんか。