My Life is... #43

#43 HAPPY 株式会社門永水産 本社営業部第一課マネージャー 兵頭資二郎さん

#43 HAPPY 株式会社門永水産 本社営業部第一課マネージャー 兵頭資二郎さん

憧れの存在に近付くためIターンして入社

  • ─ 現在の職場に入られたきっかけは?

     幼い頃、身近に自ら道を切り拓き海外でビジネス展開をして活躍されている人がいて、その方がとにかく粋で格好よく、「大きくなったらこんな大人になりたい」と思っていました。その姿に近付けるように、大学時代にアメリカへ留学して英語を身に付け、海外でも物怖じせずに交渉できる人間になるため、出身地の愛媛県で輸入車ディーラーの営業を経験。自社で原料の調達から行う数少ない水産会社である門永水産なら、ずっと尊敬してきた方のように自分も活躍できるのではと思い、10年前の28歳の時にIターンして入社しました。

    ─ 仕事内容を教えてください。

     現在は国内営業とカナダへのかに原料買い付けを担当しています。毎年、春から夏頃まで2カ月半ほどカナダに滞在して、かに漁獲状況・漁獲高・原料の品質などを確認しています。私が訪れる北米大陸の東端に位置するカナダのニューファンドランド島沖は、世界有数のずわいがにの好漁場です。水揚げされたかにはすぐに近くの工場へ運ばれ、鮮度の良い状態を保つための加工が施されます。長年の付き合いがある加工工場とは信頼関係を築けています。3年ほど前には新規の工場の開拓も経験し、かにの状態や作業現場の環境などを厳しくチェックしました。
     買い付けたずわいがにの多くはベトナムや中国にある協力工場へ運び、殻をむいて食べやすく加工された状態で日本に輸入しています。帰国後は、そのむき身製品を国内の新規取引先や既存顧客へ営業し、市場や問屋、食品メーカーなどをメインに卸売をしています。そこから各地の料理店や加工場へ行き、お寿司やピザ、コロッケなどの多彩なメニューになって皆様に食べていただいています。

会社の根幹を担う重要な仕事に責任とやりがいを感じる

  • ─ 仕事で心がけていることは何ですか?

     輸入車ディーラー時代の上司がどんなお客様に対しても細かい対応をされていて、そういうところが営業の仕事には大事なんだと気付かせてもらいました。なので、営業では、電話で済む内容もメールで文章として相手に伝えたり、雑談で話されたエピソードを覚えておき、次の機会にまた触れてみたりと、小さなことですが相手に喜んでもらえる対応をするように心掛けています。
     原料の買い付けは会社の根幹となる重要な仕事なので、大きな責任を感じています。いかに美味しくて品質の良いかにを見極めるか。美味しいかには形や重さ、鮮度だけで判断できるものではありません。良いかにを見極めるには現場で経験を積むしかなく、先輩方に教えてもらってかにの見方を鍛えました。境港でも、原料を直接買い付けしている会社はほぼなく、自社の社員が現地まで出向いてかにを仕入れているのは門永水産の大きな強みです。毎年「良いかにを買い付けられるだろうか」と不安な気持ちもありましたが、最近、ようやく自分の目に自信が持てるようになってきました。
     国内で営業する時も、自分で見極めて仕入れたものだから強い気持ちでおすすめすることができますね。原料買い付けも国内営業も、自分の能力を最大限に生かせる仕事だとやりがいを感じています。

  • ─ 会社の良いところを教えてください。

     会長、社長、常務を筆頭に仕事では厳しくても、仕事以外のことはとてもフレンドリーで、良い意味で垣根を感じないところです。3年ほど前に本社を、商品開発が行えるオープンキッチンなどを備えた新社屋へとリニューアルしたのを機に、年末に「かにまつり」を開催しています。通常は業務用商品を販売していますが、この時だけは一般のお客様もかにを業務用価格で買っていただけるということで、年々訪れる人が増え、昨年は本社前の道路が大渋滞するほどの盛況ぶりでした。社員総出で対応し、終わった後はみんな疲れ切っているのですが、一つのイベントをみんなでつくり上げることで一体感が生まれ、社員の士気を高めることにもつながっていると感じています。
     仕事は、私一人では何もできません。社員みんなの協力があってこそ成り立っています。この会社は社員みんなが個性的でそれぞれに活躍する場を与えられながら、一体となった時には大きな力を発揮します。取引などでトラブルが発生しても、社長の明確な指示でサッと動ける。そういうリカバリーの速さと強い連帯感のある会社だと思います。


  • お客様との電話応対。相手の顔が見えない分、笑顔で話し、声色が明るくなるように気をつけている。

  • カナダでの買付けにて。現地漁師と漁港で記念撮影。

  • 年末の一大イベントである「かに祭り」。声を出して売り込み中!

こんな私と一緒に居てくれる妻に感謝

  • ─ プライベートのことを教えてください。

     妻と娘2人と米子市で暮らしています。仕事で出張が多いですが、休みの日に家にいる時は必ず子どもたちと遊ぶようにしています。スノーボードが趣味で、今冬は8歳の長女と一緒に大山のスキー場に毎週のように通いました。サーフィンも以前やっていたので、夏は一緒にサーフィンをしようと言っています。山も海もすぐに行けて、鳥取の環境は最高ですね。
     昨年、家を建てたばかりで、帰宅するのが毎日楽しみです。3年前に「今建てておかないと定年までにローンを払い終えれないぞ」と思い立って、すぐに土地探しから始めました。妻が建築家の安藤忠雄さんに憧れていて、コンクリート造りの家にこだわりました。車好きで、洗車している時間が一番のリラックスタイムなので、建物の一部が車庫になっている造りがとても気に入っています。
     家事も自分の出来る事はしているつもりですが、妻から言わせればまだまだなんでしょうね(笑)そんな私と一緒に居てくれる妻には感謝しかなく、私はきっと、彼女なしでは生きていけないと思っています。彼女がいてくれるから、私はいつも幸せな気持ちでいられます。普段なかなか口に出せていませんが、「ありがとう」と言いたいです。

    ─ 将来のビジョンを教えてください。

     自分の子どもたちに誇れる会社にしたいです。そして、自分が憧れの人の背中を追ったように、子どもたちも大きくなった時に「この会社で働きたい」と思ってくれたら良いですね。
     プライベートでは、いつか妻と車で世界一周の旅に出られたらと構想を練っています。妻は「ホテルに泊まりたい」とあまり乗り気ではありませんが、私は寂しがり屋なので彼女が隣に乗ってくれていないと旅が楽しくありません。カナダでオーロラや流氷を見て感動した景色や、世界の風景を一緒に見て回りたいですね。


  • 長女と奥大山へ毎週スノボードの特訓。

  • カナダへ出発前に会社にて。「いざ、行ってきます!」

  • カナダのオーロラ。次は妻と一緒に。

  • 株式会社門永水産

    創業より65年、鳥取県境港市に本社と自社工場を置き、カニ原料調達から加工・販売に至るまで自社で行っています。カニ業界では全国で初のHACCP承認を受け、一貫した管理のもと年間約2,000tものカニをお届けしています。
    これからも食の喜びをお伝えし続け、未来につないでゆくことを使命とし、100年目への約束として変わらぬ信念で、社員一同歩み続けてまいります。
  • 株式会社門永水産
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