株式会社鳥取砂丘会館 さま
コロナ禍で大打撃を受けた団体旅行客向け事業者の新規事業挑戦に向けた補助金制度の活用を支援
会社概要Company Profile
- 業種
- 小売業
- 売上規模
- 非公開
- 従業員数
- 15-30名
プロジェクトProject
- プロジェクト期間
- 6ヶ月
- 手数料
- 非公開
課題解決への取組み
取組みの背景
当社は有数の観光地である鳥取砂丘の入り口において、150台の乗用車と、大型バスの駐車場を備え、当地ならではの土産物の販売と鳥取の食材を使用した食堂の運営を行っております。当社も観光業の多分に漏れず、コロナ禍の移動制限の影響を大きく受け売上が減少したため、新たな柱となる事業について検討していました。
着手の決め手
社内では既存事業における取引企業さまとの関係と、抜群のロケーションを活かしながら新たな顧客層にアプローチできる事業として、事業再構築補助金の枠組みを活用しながら鳥取砂丘でのカフェ事業を始めるというアイデアを温めていました。しかし、当社では今まで、「鳥取砂丘へ訪れる観光客の方」というマスマーケットに向けた事業展開をしてきたため、明確なターゲットとコンセプトを核とした事業計画を策定するのは初めてのことでした。補助金の採択に向けたポイントも含めてごうぎんさんに相談をしたところ、事業計画の策定支援コンサルティングのご提案をいただきました。既に策定支援を行った計画の補助金採択実績を持っていることと、なにより当社としても失敗の出来ない重要な新事業において、客観的な立場から計画について意見交換をする相手が出来るということに安心感をもったので契約をしました。
設定したゴール
新規事業では建築・インテリア・風景・食事のあらゆる面から鳥取の良さを感じていただける空間・時間を実現し、 「鳥取砂丘で過ごす時間を特別なものにする」「お客さまのまた来たいと思える場所となる」ことをゴールといたしました。
従来の観光目的の方はもちろん、地域の方も含めて当カフェで過ごす時間を心地よく感じていただけたり、砂丘での思い出を彩る一助になることが出来れば嬉しく思います。
ご支援内容
- 新規事業の全体像・方向性に対する提言
- 事業計画策定支援
- 補助金申請書類に対するアドバイス・レビューの実施
お客さまの声
事業コンセプトを「カフェ事業を通して鳥取砂丘の魅力向上につなげる」と設定した事業計画は無事に採択となりました。タカハマカフェはSDGsに配慮したCLT(※直交集成板)を活用して建設しております。大規模な投資となりましたが、補助金により投資負担を大幅に軽減することができました。
2022年夏の開業以降、鳥取県内外の観光客への認知度も高まっており、現在は当社の主力事業の一つとなっています。
担当コンサルタントより
「コロナ禍の厳しい状況に置かれた当社の課題解決を実現させるため、必ず採択に結び付ける」と意気込んで事業計画の策定支援を行いましたが、1回目の申請は不採択となりました。
不採択理由の分析、事業コンセプトの再定義など、諦めずに事業計画のブラッシュアップを行い、2回目の申請が採択となった瞬間、喜びがこみあげました。
今後もタカハマカフェとともに鳥取砂丘会館さまの成長に向けた支援活動を行ってまいりたいと考えます。