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My Life is... #35

#35 設計は思いやり 安田精工株式会社 技術部プレス技術グループ 大江雅之

#35 設計は思いやり 安田精工株式会社 技術部プレス技術グループ 大江雅之

一つ一つオーダーメイドで地域産業を下支え

  • ─ 現在の職場に入られたきっかけは?
     鳥取市出身で鳥取大学工学部に進学しましたが、大学時代にテニスコーチのバイトをしていたつながりから、卒業後は神戸市でテニスのインストラクターをしていました。神戸での生活も楽しかったですが、2006年にUターンしました。ハローワークで仕事を探していたところ、工学部で機械工学科を専攻していたことから、安田精工を紹介されました。
     安田精工は県内で初めて「高度熟練技能者認定事業所」の認定を受けるなど、その技術力の高さで幅広い業界から広く認められている会社と知り、もともとものづくりに興味がありましたし、ぜひこの会社で働きたいと思ったのです。

    ─ 仕事内容を教えてください。
     最初の半年間は金型製作の現場で研修し、その後は技術部プレス技術グループでプレス金型の設計を担当しています。プレス金型は、プレス機械を使って材料を加工するための専用工具です。メーカーなどから「こういう部品をつくりたい」という要望を受けて、工場などでその部品を効率よく生産するための工程と、その金型を設計する作業を、一個一個オーダーメイドで対応しています。
     安田精工は、中国地方・関西圏を中心に、東海地方からも注文を受け、洗濯機やストーブ、炊飯器などの身近な家電から、緻密な自動車部品まで、さまざまな産業を支えています。

作業する人のことを考えて、思いやりある設計を

  • ─ 仕事で心がけていることは何ですか?
     なるべく調整しやすい金型をつくるよう心がけています。プレス金型の設計は、つくって終わりではありません。お客様が求めるクオリティーの部品がちゃんと製造できるか、実際に現場でプレスして確かめますが、なかなか1回で思った通りの製品ができることは少なく、微調整が必要です。一つの塊で金型をつくると後の調整が難しくなってしまうので、寸法の差が出やすい部分を予測して、金型をいくつかに分けて調整が必要な部分だけ手を加えやすいように工夫しています。
     以前読んだ設計関係の本の中で「設計は思いやり」という言葉を知り、日々の業務を通じて本当にそうだなと感じて、私のつくった金型を使う方たちが作業しやすいように、現場の皆さんへの思いやりを込めて設計しています。
  • ─ 会社の良いところを教えてください。
     この会社のいいところはいっぱいあります。まず、同業種では珍しく、工場内にエアコンが完備され、季節に問わず快適に作業ができます。これは大手でもなかなかないと驚かれます。製造業が発展著しい中国や東南アジアに押され気味の中でも、高い技術力が認められてお陰さまで当社は忙しくしていますが、仕事をした分はしっかりと評価してもらえます。ありがたいです。有休が取りやすく、平日でも子どもたちの行事に参加できるのもうれしいですね。希望すれば社外研修にも会社負担で参加させてもらえるので、年に1~2回は県外で開かれる金型設計に関する研修会に参加して勉強しています。

  • 工場内で出来上がった金型のチェックをしている様子。

  • 設計はPCで行う為、デスクワークの時間が多い。

  • 先輩との打合せ風景。分からない事は聞きやすく、風通しが良いのも働きやすさの秘訣。

娘たちの健やかな成長と幸せを願って

  • ─ プライベートのことを教えてください。
     6年ほど前に鳥取市内に家を建てて、妻と娘2人と暮らしています。対面式キッチンなど妻の意向を大切にした湿気が少ない快適な家でにぎやかに過ごしています。休日には娘たちとよく「鳥取砂丘こどもの国」に遊びに行っています。テニスのインストラクターをしていましたが、今は忙しくてしていません。娘たちがいつか「やりたい」と言ったらテニスを教えるかもしれませんが、英才教育はしません(笑)。
     最近のマイブームはラジオ。洗濯物をたたんだり、お風呂掃除したり、ラジオを聴きながらだと家事もはかどります。それから、夜に時間がある時は携帯型ゲーム機でゲームを楽しんでいます。自分だけの息抜きの時間ですね。

    ─ 将来のビジョンを教えてください。
     子供たちが健やかに成長して、平凡でいいので幸せになってくれたらと願っています。娘たちの夢を応援できるように、私も仕事を頑張らないと!
     会社は今年50周年を迎えて、“第二創業期”を迎えているといえます。大型の金型にも対応できる1,000tプレスを新しく導入し、それに対応した新工場も完成しました。一方で、熟練の設計技術を持つ先輩方の跡を引き継ぐことも大事な仕事だと思っています。金型業界では10年で一人前といわれますが、自分はまだまだ。難しい金型のオーダーにも、見ただけでどれくらいの工程数で完成できるかをすぐにイメージできる先輩方の経験値には圧倒されます。そばでしっかりと学び、高い技術を受け継いで、次の50年を自分たちが担っていかなければと、気持ちを新たにしているところです。

  • 子供たちへ絵本の読み聞かせ。

  • 家族団らんが出来るウッドデッキが自宅のお気に入り場所。

  • 思い出が詰まったテニス道具。

  • 安田精工株式会社

    当社は1967年の創業以来ここ鳥取の金型メーカーとして自動車、家電などの分野で日本のものづくりを支えてきました。創業当初、当社の主力製品は白物家電・ガス機器等のプレス金型でしたが、その後自動車部品のプレス用金型、さらにはプラスチック射出成形用金型も手掛けるようになり現在では自動車関連部品、空調/家電/厨房製品など様々な金型を設計から製造までトータルに手がける金型総合メーカーへと成長を遂げました。そして創業50周年を迎えるのを機に高速大型マシニングセンタ、コイルフィーダー付1000tプレス機など金型専業メーカーとして全国有数の大規模な設備増強を行い顧客の皆様からの更なる信頼を得るため、より一層ダイナミックな「ヤスダウェイ」をまい進していきます。
  • 安田精工株式会社