My Life is... #33

#33 身近な存在 マルハマ食品株式会社 人事部 升島満

#33 身近な存在 マルハマ食品株式会社 人事部 升島満

海外で培ったコミュニケーション力を生かす

  • ─ マルハマ食品に入ったきっかけは?
     浜田市で生まれ育ち、学生の頃は野球やサッカーをしていて部活に明け暮れる日々でした。大学はアメリカへ留学し、卒業と同時に帰国。「就職」を考えたときに頭に浮かんだのが、ずっと好きだった「運動」でした。そして大阪でスポーツクラブに就職しました。最初はインストラクターをしていたため、体脂肪率は10%を切るほどの細マッチョでした(笑)。それからマネージャー、支店長へ昇格し、施設管理者(エリアマネージャー)となりました。
     浜田へ戻ったきっかけは「長男」だったからです。母が一人暮らしなので『いつかは戻らないと…』と心の中でずっと思っていました。そこで40歳を機にUターンしました。スポーツクラブでは管理者として人をまとめる仕事をしてきたので、総務といった仕事に就こうと思っていたところ、ちょうどマルハマ食品の人事部の枠が空いていたため、タイミングよく就職することができました。

    ─ 仕事内容を教えてください。
     人事部と言ってもさまざまな仕事があります。新入社員の採用や自社が設定した目標にどれだけの人材が必要かを管理する人事企画、社会保険や福利厚生など社員が働きやすい環境づくりを行う労務関連、また社員研修や勉強会なども行っています。
     アメリカでコミュニケーション能力を身に付けたこと、そして前職で人と接する仕事だったこともあり、人事の仕事は自分に合っていました。それと、昔から相談されたり、頼られると「よし!何とかしよう」とモチベーションが上がる性格なのです! 社員からは、もちろん仕事の相談も受けますが、プライベートの相談を打ち明けられることもありますよ。結婚の話とか(笑)。

オーガナイザーとして仕事の環境づくりを

  • ─ 仕事で心がけていることは何ですか?
     人事の仕事は「人」が相手です。「これが正しい答えだろう」といったものがないので難しいですが、それがおもしろいところです。その場の状況をみて臨機応変に対応したり、判断したりしています。今、若手社員から順番に個人面接を行い、社員一人一人の声を拾い集めているところです。何気なくポロっと話した言葉が確信の部分であることが多いので、それを何らかの形で決着を付けるようにしています。そうしないと「聞くだけきいて何もしてくれなかった」ということになり、それは1番良くないと思っていますから。とにかくコミュニケーションの場をつくり、社員から話やすい存在となり話を聞いてあげられる雰囲気を作るようにしています。
  • ─ 会社のよいところを教えてください。
     会社に入って一番驚いたことは「社長との距離が近い」ということです。社長室がなく、私たちと同じフロアの一画に机があり仕事をしているのです。しかもお客様が来られたら、すぐ工場案内ができるように、スーツではなく白衣を着ておられます。入社当初の頃、若い社員が社長のところへ行き、普通に話をしているのを見て『なんだ、この会社は!』と驚きました。その状況を見て『自分は社長とどのように関わるんだろう?』と思っていたところ、共通の趣味がフットサルでした。 社長と同じ社会人リーグのチームに入っています。月に何度か一緒に練習をしていますが、社長は忙しくて試合に出られないので、ユニフォームを譲ってもらいました。
     それと弊社では、障害者の雇用を積極的に行い社会復帰のきっかけをつくったり、浜田フットサルクラブHNTへ協賛するなど、地域に密着した企業として活動をしています。

  • 上司との打合せ風景。

  • デスクワーク風景。

  • 地元高校での企業説明会の様子。

地元の若い人材を食品業界で育てたい

  • ─ プライベートのことを教えてください。
     趣味はネットショッピングとサッカーです。ネットショッピングは「自分へのご褒美」として月に1つ買いものをしています。時計やサッカー用品などを買っています。高いものでは車の部品ですかね。実は、住み慣れた都会を離れ、田舎へ戻ってきたことに対して「心の整理」をするために、外車を購入しました。これまで都会では、車が必要なかったので、その分貯まった貯金を使って奮発しました(笑)。部品を購入してマイカーライフを楽しんでいます。
     サッカーはフットサルのチームに入りプレイをすることも楽しいですが、プチダイエットも兼ねています。インストラクター時代に比べて体重が10㎏も増えてしまい、フットサルをするのに体が重いのです…。今は炭水化物ダイエットも合わせてやっています。
     それと、妻と結婚する時に「食事だけはおいしいモノを食べさせてあげる」と約束したので、大阪や名古屋、福岡の転勤先で食べたおいしいモノツアーをいつか叶えたいです。

    ─ 将来の夢を教えてください。
     マルハマ食品は醤油などの自社商品があるのですが、大手メーカーにOEMで技術提供を行っています。現在、製造商品の8割が大手メーカーの商品です。これも、いちはやくISO22000という取得が難しい国際規格を認証取得したからです。最近では、弊社が作った商品がテレビ番組で絶賛され、品薄状態になることもありました。
     マルハマ食品は浜田という小さな町にいながら、大手食品メーカーを相手にして頑張っている企業です。若い人材を受け入れ、継続していく魅力的な会社なので、高校生や大学生にもっとマルハマ食品のことを知ってもらいたいと思っています。
     また若手社員が大いに活躍するチャンスもあります。商品開発に関われる部署があるので、若い斬新なアイデアが商品になるかもしれないです。今、自社商品を開発中。どんどん若い力を発揮してほしいしですね。社長からは「応援してやってくれ」と言われているので、一緒になってマルハマ食品を盛り上げていきたいです。

  • ネットショッピングで購入した「自分へのご褒美」たち。

  • 社長から譲り受けたフットサルのユニフォーム。

  • フットサルの試合にて。

  • マルハマ食品株式会社

    当社は昭和7年に醤油製造業から始まり、つゆ・たれ類・風味調味料・レトルトパウチ食品と食生活の変化に伴い、様々な製品を製造してきました。
    現在、醤油工場・だしの素工場・具材工場・レトルト第一工場・レトルト第二工場・セットアップ工場の6部門の工場を有し、中でもレトルトパウチ食品製造施設は中国地方でもトップレベルの規模となっております。経営理念には「お客様に安全を提供できる食品」を掲げ、地元島根のお客様をはじめ、県外のお客様へ安全・安心・信頼のおける製品の安定供給を行っており、幅広いお客様より高い評価をいただくようにもなりました。
    また、浜田の雇用を守るため、海外はもちろん、県外にも工場を拡大しないことにこだわっており、地域密着、浜田と共に成長する企業を目指し、浜田から全国に向け安心・安全な食品を出来るよう日々努力を続けております。
  • マルハマ食品株式会社