My Life is... #14

夢 鳥取市鹿野町総合支所 産業建設課 課長 岡田実

夢 鳥取市鹿野町総合支所 産業建設課 課長 岡田実

町づくり活動が高じて、鹿野町役場へ就職

  • ー 鹿野町にUターンして、どんな活動をしていましたか?
     NTT西日本に就職してから約10年、地元の鹿野町を離れていたため、故郷に帰りたいとう思いがありました。転勤で戻ってきたときに、同級生が消防団や地域の行事等で活躍する姿がとても頼もしく見え、自分はすっかりよそ者に…。早く地元に溶け込みたいという思いがあり、保育所の保護者会長を引き受け、地元のイベントをメインに活動するボランティアグループ「セクションドリーム」に仲間入りしました。続いて平成12年に「いんしゅう鹿野まちづくり協議会」を立ち上げ、鳥取県主催の「町なみ整備コンテスト」に応募し最優秀賞を獲得!応募内容は城下町に増えつつある空家を活用したグランドデザイン「いんしゅう鹿野童里夢(ドリーム)計画」です。その受賞がきっかけで本格的にサラリーマン軍団がイベントや拠点整備など様々な町づくりをすることとなりました。

    ─ 鹿野町支所での仕事内容を教えてください。
     平成12年にまちづくりにもっと係わりたいという想いからNTTの仕事を辞め、町営国民宿舎山紫苑の職員として鹿野町の採用になりました。翌13年からは鹿野町観光協会の事務局も並任ということで鹿野町役場企画課へ配属に。その後、市町村合併に伴い鳥取市役所等へ配属となり、今年の4月に約10年ぶりに鹿野町総合支所に戻ってきました。現在は、産業建設課で商工観光や公園管理、道路や上下水道の管理などを手掛けています。どの業務も大切ですが、今、一番本腰を入れているのが農業と観光!現場へ行き、住民の皆さんに話を聞いています。もちろん、さまざまなご意見やクレームもありますが、行政として一歩踏み込んで話を聞くように職員へも指導しています。

鹿野町は子育てしやすく暮らしやすい町

  • ─ 会社の福利厚生はどうですか?
     市役所はやはり福利厚生がしっかりしていますね! 私の妻は子どもが生まれる度に仕事を辞めていましたので、私は“イクボス(仕事と育児を両立しやすい環境に務めるリーダー)”を目指しています。市役所では、産前・産後休暇、育児休暇がしっかり取れ、職場に復帰してからも子どもが発熱した場合などは、看護休暇もあるので有休を使わなくても大丈夫。他にボランティア休暇等もあるので、しっかり若者をサポートしていきたいです。
  • ─ 日課や趣味はありますか?
     子どもが4人いて、長男は就農し、次女と長女は料理人となり3人が自立しました。長男が高校生の時に、夏休みだけ弁当をつくることになったのがきっかけで、その後7年間ずーっと家族のお弁当づくりをしています。しかし毎日同じメニューなので「飽きる」と言われるのですが、「文句があるんなら自分でつくりなさいと!」と(笑)。
    趣味は地元の先輩とギターユニットを組んで鹿野の山や川、人をイメージして作詞作曲し、演奏披露しています。敬老会に出向いたり、年に1回程コンサートもゆるやか~に行ってます。
    また、町並み環境のために花を植えたり、草刈りをするなど、小さなこともコツコツと。コツコツと言えば、27歳の時に建てた家のローンも残すところ10年ほど…。1番下の子はまだ6歳なので、これからも一家の主として家族の笑顔もつくっていきたいですね。

  • 7年間おなじメニューのお父さん弁当。卵焼き、ピーマン、トマト、豚肉、魚肉ソーセージ、梅干し、ふりかけ!

  • NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会でのボランティア活動。地元の皆さんと田んぼの草刈り。

  • ギターユニット「武部 仁&岡田 実」コンサートの一場面。

夢を持ち、語り、集い、実行する!

  • ─ これからの夢を教えてください。
     これまでの活動も大切に継続することと、今思い描いている夢が一つあります。それは鹿野町、気高町、青谷町の「鳥取市西部地域」で一つの国づくりを行うことです!そのきっかけとなるのは、平成29年度に開通する鳥取西道路、そして平成30年度にオープン予定の気高道の駅です。これを契機として3地域が連携し、歴史・文化の情報発信、さらに交流の場を活用した「西いなば全体」の発展を一つのモデルとしたいです。

    ─ 鹿野町でのこれからの展望はありますか?
     「美しい田園の風景など当たり前のことが、当たり前のようにある」―これはとても難しいことだと思っています。例えば、町内の田んぼが放置されると荒地になり、荒地が広がると人が暮らせなくなります。農山村では、わずか40~50年の間に風情が変わろうとしています。なので、私たちの手でもう1回ハンドルを元に戻し、田舎を守らなければならないと思うのです。それを行うには1人の力では無理で、2人、3人…そしてチームで動かなければできません。「One For All , All For One」という言葉がまさしくそうで、行政、住民、JA…皆さんがいて耕作放棄に対してアプローチができるのです。人は夢を持たないと一歩目が出ないと思うのです。夢を持つことによって、共通して集まってきたもの同士の夢が実現するよう動いているところです。

  • 簡易水道施設の保守。中央監視盤による配水池水位の管理。

  • 課内打ち合わせ。課題解決に向け、各職員から積極的な意見が提案される。

  • 大型機械の現地実演会。耕作放棄地を活用したそば栽培の取り組み。

  • 鳥取市鹿野町総合支所

    鳥取市は、平成16年11月に1市8町村が合併し20万都市となり、平成30年4月には中核市への移行を目指しています。鳥取市役所(鳥取市鹿野町総合支所)は、夢があれば限りなくチャレンジできるところです。私たちの仕事は「地域住民の暮らし」すべてに関係し、教育・福祉の充実、経済・産業の振興、道路や水道といったライフラインの管理など、膨大な業務量がありますが、市役所は行政機関の中で最も地域の皆さんと近しい関係にあり、いつも顔の見える仕事をしています。また、全国的に頻発している自然災害等を考えると、私たち行政職員は24時間絶えず緊張感をもって行動し、常に「地域の皆さんのため」に働かせていただいております。
  • 鳥取市鹿野町総合支所