My Life is... #12

好きは上手の元 大山乳業農業協同組合 製品開発センター係長 榎田勝文

好きは上手の元 大山乳業農業協同組合 製品開発センター係長 榎田勝文

検査員から営業まで幅広くキャリアアップ

  • ─ 入組したきっかけは?
     東京の大学の研究室にいたのですが、親が「そろそろ地元に戻って働いたらどうか!」と大山乳業の仕事を見つけ、臨時職員という形で職に就きました。次の春にタイミングよく正社員の募集があり、正式に入組。引き続き検査室で製品検査をしていました。次に販売部、つまり営業となりました。そこでは生協様の担当や牛乳の販売店さんのフォローなどを。それとラッキョウや20世紀梨など鳥取の特産品を関西から九州まで約20万件の宅配牛乳のお客様に販売する企画など、弊組合での通販事業の先駆けとなる仕事もしていました。

    ─ 今はどこの部署にいますか?
     大山乳業に入り16年目。9年前から製品開発センターで、新しい商品の開発を行っています。開発での最初の5年間は菓子部門で、バウムクーヘンやクリスマスケーキ、クッキーなどの焼き菓子を開発していました。要は、つくっては食べ、またつくっては食べ…という仕事です(笑)。
     今はアイスクリームの開発を行っています。プレミアム商品の開発を手掛けたり、最近の商品では主にセブンイレブン様向けに、白バラコーヒーをモチーフにした「アイスと氷の白バラコーヒー」をつくりました。大手企業からのお仕事をいただくと、技術が向上しますし、製造部にも活気がでてきます!

チャレンジできる環境をフルに生かす

  • ─ 商品開発で工夫していることを教えてください。
     先述したプレミアムアイスは"鳥取県産の原材料を使う"というテーマでリニューアルしました。当然、生乳や乳製品は自組合製です。それにプラスみなさんご存知の二十世紀梨をはじめ、ブラックベリー、ブルーベリー、そして紅茶の4種の『鳥取産素材』の商品化に取り組みました。二十世紀梨はこれまでもあった商品でしたが、ブラックベリーとブルーベリーを使った『大山牧場ベリー&ベリー』と『大山牧場紅茶』は私を含めたアイスの開発チームが農家さんと直接お会いし、畑に行って、一から交渉させていただき商品にさせてもらいました。ベリー&ベリーでは原料の確保、専用のジャムにする1次・2次加工、そして自工場での製品化、包材のデザイン等の企画立案から製品化までを行いました。紅茶は大山町の陣構茶生産組合さんの紅茶をリーフの状態では使えないので抹茶より細かい粒子に粉砕し、煮出したものではなくて、そのまま入れ、素材を生かした商品づくりをしました。
     いずれの商品も農家さんから包材のメーカーさん等、人と人との繋がりがあったからこそ商品化できたと思います。
  • ─ 会社の良いところを教えてください。
     大山乳業は非常に資源に恵まれた組織だと思います。もちろん、酪農家さんがつくり出す乳もそうですし、やはりこのロケーション!自然環境はもちろん、人間性も真面目な人が多いです。また、いろいろなことにチャレンジさせてもらっています。商品開発という部署にいるからかもしれませんが、"自分のやりたいことができる"企業だと感じています。商品開発の難しいところは、自分が「おいしい!絶対売れる!」と思ったものが売れなかったり、逆に自信の無いものがヒットしたり・・・。何が売れるかわからないので、試行錯誤の日々です。

  • 試作品を作っている様子

  • 同僚と話し合いながら試作品を作る様子

  • 新商品「アイスと氷の白バラコーヒー」

地方企業ブランドを全国発信へ

  • ─ 家族のことと、趣味を教えてください。
     結婚して11年目になります。実家に同居していて、祖母と両親と妻と子ども2人の大家族!家族との夢は、子どもが20歳くらいになったときに、新婚旅行で行ったイタリアへ皆で行きたいです。
     趣味はゴルフと釣りです。ゴルフはアマチュアの大会に出ていて、目標は中国大会に出場すること! 練習は近所にある"光好カントリー倶楽部"によく通っています。釣りは、中海へスズキを釣りにも行きますが、近所の川に天然ウナギがいるので、それを獲りにいきます。この前も5本獲れて、家で母親がさばき家族で食べました。ここ琴浦町は近くに海も山もあるので、アウトドアには魅力的なところですよ。

    ─ 将来のビジョンは?
     毎日、楽しく仕事をしたいです。それにはコミュニケーションが一番だと感じています。知らない人でもはじめは会釈から入り、それが挨拶になる。次に少しの会話を交わせたら、話や相談ができるようになります。そうすると知人や友達になれますよね。それは、当たり前のようですごく大事なことだと思うのです。そして、やはり仕事は「人間力」だと感じるので、自分の個性を生かして仕事につなげたいと思います。
     それと世の中には東京、大阪に主要な機能を持たずに地方で頑張っている企業があります。その中に弊社も入っていきたいと思っています。地方にいても、日本全国で皆が知っていて、ブランド価値を認めていただけるような企業であり、それを支える存在でありたいです。

  • 趣味のゴルフ

  • 新婚旅行で行ったイタリア

  • スズキを釣った時の写真

  • 大山乳業農業協同組合

    大山乳業農業協同組合は、全国でも稀な県内すべての酪農家が一組織となった酪農専門農協です。
    昭和21年、32名の酪農家によって発足した当組合は今年で70周年を迎えます。
    「あなたへ贈る「白の一滴、心の一滴」~酪農家の心を食卓へ~」を合言葉に、自らが生産した生乳を自らが処理し、販売するという一貫体制のもと、安心・安全でおいしい牛乳・乳製品を消費者の方へお届けしています。
    組合のシンボルマークでもある「白バラ」の花言葉には正直・純粋・私はあなたにふさわしいという意味が込められており、すべての人にふさわしい存在でありたいという願いを組合の心として、これからも人々の健全な暮らしづくりのために貢献していきます。
  • 大山乳業農業協同組合